渡辺明応 & n’sawa-saraca のユニットでは、昨年より1曲ずつサブスクでリリースを続けていましたが、8曲目の”city & river”がspotifyのプレイリスト”loft beats”にピックアップされました。
リスナーも450万人と世界規模のプレイリストなだけあり、ピックアップされてからの再生数が躍進的に伸びて、月間リスナーも10万人を超えました。
”loft beats”に入る事は、このプロジェクトを始める時に、目標にしていたことでもあったので、とっても嬉しいです。
数字が全てというわけではありませんが、多くの人々の耳に入れば、波長の合う、何かを感じてくれる人にも多く出会えるわけですから、再生数は大切だと思っています。
2022年3/10時点のデータですが、”loft beats”にピックアップされてから、海外での再生数が伸び、4位のドイツまでが積極的に聴いてもらえている事がわかります。
残念ながら、母国の日本は7位で、積極的階層ではないようですが、もはや国境も関係ありません。
そして、こういったサブスクの動きはAIによる影響が大きいわけですが、これはとても良いことだと思っています。
AIには感情や義理がないので、本来、音楽や才能とは関係のない、容姿・年齢・経歴・知名度、巧妙なパフォーマンスなどに惑わされることなく、登録した曲を適切なところへ届けてくれるわけです。
そしてブレもないので、プレイリストやレコメンドはかなり整った選曲になります。
勿論それだけではなく、そのリストの上に、広告を出してもらっているようなミュージシャンが、目に付く仕組みなのかなと推測していますが、元のリストがあまりに整っているために、宣伝されて来るサウンドは、結果として浮いてしまい、リスナーには何となくわかってしまいます。
そのくらい、AIの選曲は誠実で揺らぎがなく、信用できる精度をもっていると思います。
これは本当に素晴らしいことで、それまでは、本来、音楽や才能とは関係のない、容姿・年齢・経歴・共演歴・知名度・巧妙なパフォーマンスなどが評価に大きく影響していたため、そのような強力なカードがない人は表に出ることは難しかった訳です。
それと同時に、純粋に好みの音楽を探しているリスナーにとっても、求めているサウンドに巡り合うには手間と時間がかかる状態でした。
しかし、そのような悲しいことは、もう無くなる方向にあり、アーチストとリスナーの出会うべきマッチングが行われる時代なのです。
AIのお陰で、一生聴くことのできなかった自分好みのサウンドに簡単に出会えてしまう。
AIのお陰で、一生陽の目を見ることのなかった曲が、本来それを求めている人に届いてしまう。
有名無名関係なく、聴いてもらう価値のあるサウンドを、聴いてもらう価値のある方々へ届けてくれる・・・。
そこには、容姿・年齢・経歴・共演歴・知名度・巧妙なパフォーマンスなどの要素は無意味となって来ているのです。
今は本当に良い時代だと思います。
したがって、個人的には、感情も義理も無いAIに選ばれる方が嬉しいです。
容姿・年齢・経歴・共演歴・知名度・巧妙なパフォーマンスなどの要素で判断するような人たちに判断されないからです。
そのようなカードが使われないだけ、公平で純粋だと感じます。
なので今回”loft beats”にピックアップされた事はとても嬉しく、自信にも繋がり、確信を得た出来事でもありました。
一方、サウンド自体は、波長の合う人に届いたなら、何かを感じてもらいたいし、今後もそのような人々にAIの力を借りてもっと繋がっていきたいと思います。
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