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執筆者の写真nsawa-saraca

自由に表現できる人



先日、私の尊敬するアーチスト坪井明人さんの展示会に伺いました。

n’sawa-saraca 2nd “ another town ” を制作しようと思ったのは、坪井明人さんの絵を見て、イマジネーションが湧いたからなのです。

なので、アルバムジャケットに使用させていただきました。

街をテーマに、同じモチーフで沢山の素敵な作品を生み出し続けていますが、最新作を拝見するたびに、街が進化・深化し続けていて、魅力に満ち溢れています。


展示会では、n’sawa-saraca 2nd “ another town ” のジャケットに使用させていただいた原画も飾ってありました。


スケールが大きくて、大胆で、小賢しい事は気にしない。

でも繊細で、お洒落で、品格があって、心地よい。


何と言っても、絵を見た瞬間に、この人の絵だと判る魅力。

今までの作品は巨大なものが多く、大きいことも特徴の一つだったわけですが、

「今、新しいテーマに取り組み始めた」と、見せていただいたのが、なんと「小さい絵」だったのです。



そして、コレがまたすばらしく、魅力的で、感動しました。

大きい絵は大きく、小さい絵は小さく、その振れ幅が大きくて、とっても刺激的でした。


もちろん、大きさの変化に心打たれたわけではありません。

今まで大きいサイズでカラフルに描いていた街が、極端に小さいサイズになり、白黒になっても、街は更に大きくなり、進化・深化していたのです。

この先、どのような街に変化していくのか・・・・止まることはないでしょう。


自分から発信する人は、自分から発信する術を自分で知っている。

でも、それは他人に教えることは出来ない。


自分から発信したい人は、他人からその術を教えてもらおうとする。

でも、それで自分から発信出来ることはない。



坪井明人さんの様に、自由に表現できる人に自分もなりたい、と思うのでありました。

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