とっても懐かしいレコードが売られていたので買ってしまいました。カシオペアの「crosspoint」。
あまりに安かったので何となく申し訳ない気持ちと、メチャクチャ得した気持ちが入り乱れましたが、最終的には、得した気持ちが勝ちました 笑
私は、カシオペアを偉そうに語れる程のファンではないのですが、このアルバムはずっと私の中に存在し続けているアルバムです。
このアルバムは、友達から借りたカセットテープの孫ダビで聴いており、ジャケットはレコード屋で確認していたという、何とも恥ずかしい金欠中学生時代の話ですが・・・レコード屋でこのジャケットを「タダ見」した際に、何か独特のものを感じたことは今でも覚えています。
今は何でもその場で調べられてしまう時代です。
今回の購入をキッカケに、早速調べてみたら、Thomas Bayrleさんというドイツのイラストレーターの作品ということが判りました。
画像検索で調べてみると、やはり独特です。
やはりタダモノではなかったのですね・・・。
ライナーノーツは、メンバーの櫻井哲夫さんが書いていて、今回、初めてカシオペアのライナーを拝読しました。
そして、プロデューサーは、何とHarvey Masonだそうです。
A面は野呂一生さんの曲で、B面は、櫻井哲夫さん以外の各メンバーの曲が入っていて、1曲だけHarvey Masonの曲が入っていると。櫻井さんは曲を作らなかったので、その代わりにライナーノーツを書いたのだと書いてありました。
キーボード視点としては、DX7が発売される前の作品ということもあり、カシオペア=向谷実さん=DX7 & KX88というイメージが強い私からすると、なんとも懐かしい気持ちになる円やかなサウンド・・・でも今の若い人が、初めてこの音楽を聴いたら、どの様に感じるのだろう?
新鮮でお洒落に感じるのかもしれない・・・。
針を落としてみると、中学生の時に聴いた時の印象が蘇り、レコード屋でジャケットと遭遇した新鮮な気持ちが懐かしく思い出されました。
そして、このジャケットは、時が経った今でも新鮮です!
もう一つ印象的だったのはタイトル名「crosspoint」です。
当時、「crosspoint」ってお洒落な響きだなーと思って、辞書で調べて「交差点」と知ったのも、このアルバムがキッカケだったのですが、この独特の交差点のジャケットとセットで完全に刷り込まれました。
そして曲を作る様になってから、いつか相応しい曲ができたら「crosspoint」と名付けようと思う様になったわけですが、とうとうその時がやって来たのです。
2020年にリリースした、n’sawa-saraca 2nd “another town”の中の1曲に「crosspoint」と名前を付けました。
というわけで、毎回、宣伝となってしまいますが、お聴きください。
n’sawa-saraca 2nd “another town”から「crosspoint」
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